オレがこうして生きているのは、
オレが自分で考えて生きているから。
だからオレは、きっと。
自殺者がでるとよくニュースで、
相談してもらいたかった。
相談に乗ってあげればよかった。
そんな言葉を耳にする。
オレにはもう相談する相手もいないけど。
例え居たとして、
誰がこんなことを相談できるだろう。
死にたいなんて面と向かって、
そうそう言えるものか。
頭がおかしい奴となるのは目に見えている。
【一度死に憧れると、決して死からは逃げられない。】
臨床心理学で、
二重の意味がある引っ掛け言葉。
言葉を看破する人と。
そのまま受け取る人。
オレはそのまま受け取った。
死に憧れたから、逃れられないと。
オレは死にたいんだ。
そう自分で納得するけど。
死にたくないと思う自分も
確かに存在している。
狂ったことを考えて
現実を直視しないようにと
そんな行動をとっている事自体が
生きたいと思っている証拠。
なんか、すげーダサい。
病院で薬を貰ったとき、
オレは笑っていたから、
調子がよさそうね、
そう言われた。
オレは今もまだ、
ちゃんと笑えているみたいだ。
だいじょうぶ。きっと。
先輩の記憶に、楽しかった記憶に、
グシャグシャに潰されそうになったけど、
オレはなんとか、大丈夫。
睦月や悠の記憶もくるめて大切に、
大切に、その記憶に蓋をしよう。
明日は通信大学のテスト。
時間は刻々と進むんだ。
死を願いづつも、
生きている限りずっと。
どっちに進んでいるのかは、
後になってのお楽しみ。
「今」を選んでいるのは、
すべて自分なのだから。
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