崩れる塔の下で笑っていた。
崩れるのをただ。待ち望んだ。
通信大学のテスト。
なんというか、ぼろぼろ。
身も、心も、テストもぼろぼろ。
フラッシュバックって言うのかな。
テスト中、昔の思い出が溢れて、
気づいたら、テストが終わっていた。
なんかこう、昔の記憶ばかり見せられると、
映画を見ているような変な気分になる。
そして、テストの待ち時間。
すごく暇で、物悲しかった。
オレは今まで使っていた会場に行かず、
初めて見る会場に行ったから、
だから周りは知らない人だらけで、
オレには何も関係の無いことだったのに、
笑い声を聞くたび、半年前、
オレも専門学生だったんだな。と。
そんなことを考えて、ふと。
携帯に目をやった。
携帯電話には、
専門学校の人や、友人から、
先輩からもメールが来てて、
オレは専門学校の人のメールを開いてしまった。
内心ではメールが来ていたことがうれしくて、
未だ送ってきてくれたのがうれしくて、
ありがとう! 好きだ、って。
そんなことを送りたくなった。
なのにオレが送ったのは
君は、ダレ?
そんなことで。
どうしてかな、どうしてあんな、
あんな最低なメールを送ったのだろう。
どうして本心を伝えられないのだろう。
今さら意地を張って何になる?
相手も自分も不快にさせて、何を得る?
得るものなど、何も無い。
いつでも切れる距離に俺たちはいる。
このままでは、ただ、失っていくだけ。
ただ、孤独を増してゆくだけ。
そんなこと、わかりきっているのにな。
たとえアドレスは消えていても、
書き方、その言葉で誰かがわかった。
なのに、君はダレ、、、
オレこそいったいダレなんだろう。
いつかこうやって
自分で人との関わりを切っていって、
いつかすげー寂しくなって、
死んでいくのかな。
そんなことを考えると。
嗤えた。
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