metempsychosis

2 0 0 7. 0 6 / 1 0 笑って過ごす平気なフリ。







平気なフリをするのは平気でいたいからだ。
















生まれてきたもの凡てに意味があるなんて。

意味は自分で見つけるべきだなんて。

そんな綺麗ごとは沢山なんです。

そんな「常識」はもう。聞きたくないんです。


















職場に戻るのが怖くなって来た。

どんな会話でみんなと接していたか、

どんなテンションで職場にいたか、

たった二週間の間に忘れてしまった。

だから仕事は休みたくなかったんだ。

どう振舞っていたかを忘れてしまうから。


















やっと二週間の教育実習が終わった。

思っていたよりも変わったことは全然なくて。

感動とかそういったモノも全く無かった。

お疲れ様と先生たちから拍手で送り出され、

それからオレがお礼を述べる最後の行事。

とてもバカらしいと。そう思った。

















ガキのころから見たような光景が続く。

そして行事ごとは見ていてすごく悲しくなる。

成人式の時も騒いでる奴の気が知れなかった。

好き好んで行く意味がわからなかった。

みんなして当然のように集まる成人式。

すごくウザイと、ずっと思っていた。

「普通」「常識」そういった行事ごと。

それは俺たちにとってはすごい壁だったよ。

それすらも「普通」だと感じれない奴は、

まるで異常だと、絶えず言われているようで。






















行事が終わった後、教員が飲み会を開くと言った。

正直、また行事かと。そんなことを思ったけど。

一緒に飲んだのは音楽の先生と教員で。三人。

帰ろうとした時の出来事で。その場の思いつきだった。

それは「普通」じゃなくて。「常識」でもなかった。

酒は嫌いだけど。その好意は嬉しかった。

ホント俺はわがままというか。高望みと言うか。

きっと俺は。相手にすると本気でウザイ奴なんだろうな。





















飲み会では色んなことを話したんだ。

アドバイスを貰って。グチもたくさん聞いた。

先生たちが少しずつ酔ってきて。緊張する。

ジョッキで殴られるかも。

そんな馬鹿なことを考えて。嗤うしかなかった。

ガキの記憶が。大人になった今でも付き纏う。

「あんがい君はしっかりしてるから大丈夫。」

そんなことを最後に言ってもらえたけど。

オレに当てはまる言葉ではなかった。

先生は最後に。何を見て。言ったのだろう。




















俺はこの日のことをいつまで覚えているだろう。

悲しかったこと。緊張したこと。嬉しかったこと。

この日記なんかじゃ全然記せなくて。

近いうちにどんどん忘れていくだろうけど。

最後に開いてくれた飲み会だけはありがとう。と。























明日の職場。どんな顔して行けばいい?

しっかりしてる人でも。緊張するのかなぁ。

此岸屋梁落月彼岸