狂えるほどに愛して。
ぶち壊しちゃって。
愛していたわけじゃ無く。
恋していたわけでも無い。
ただ好意があったから。
一緒にいたのかもしれない。
どうして連絡をしないのかと訊かれ。
連絡が無かったからという俺は。
愛の無い人間なのでしょうか。
やはり愛というものを、
知ることができないのでしょうか。
昔学校で。自分を愛せない人は他人も愛せない。
そんな使い古された言葉を言った人がいた。
家族を愛せないのなら。他人なんて愛せないと。
そんな綺麗ごとを。家族愛を説く人がいた。
綺麗な光景で。先生はそいつを褒めていた。
そしてその光景を。心底バカらしいと思った俺は。
やはり最低で。愛の無い人間なのでしょうか。
告白は。受け入れられなければヒトリゴト。
そうだな。ひとつだけ言い訳できるなら。
俺は君がどうでもいい訳じゃない。
ただ。急に君から連絡が減った時。
俺は。君を怒らせたのだと思った。
何か気に障らせたのだと思った。
だから。連絡。しにくかったんだ。
ホントに女々しいというか。なんというか。
厭なことを。思い出したくなかったんだ。
愛想を尽かした人間がどれだけ残酷か。
そんなのはもう。見たくなかった。
目で追っているんだと。
傍にいたら楽しいんだと。
そんなことを君は言ってくれた。
その言葉を。
信じる信じないは問題じゃなく。
ただオレは大切だったんです。
大切だったんです。
口に出さずとも。
オレはそれで良かったんです。
何だかんだでいろんな映画を一緒に見たよね。
黄泉がえりと。いま会いにゆきます。
天国の本屋。この三本を見た時の事を憶えてる?
竹内裕子を死んでも生き返る執念の女って。
そんなことを笑いながら話したよね。
君はあのとき。楽しそうに笑ってくれたよね。
俺は愛とかはよくわからないけど。
君のことは気に入っていたよ。
ごめんね。今まで愛してなかった。
でも俺なりに。好きだったよ。
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