metempsychosis

2 0 0 7. 0 7 / 0 3 貧血頭突きで陳腐さを。





このままじゃいつかきっと。

無くなっちゃうよ。













俺の世界はもうこんなにも狭いのに。

今さら何を狭めようとしてるのだろう。

儀式のような日常と常識が。

己の異常さをただ。際立たせる。













職場で軽い貧血を起こし、机に頭突きをかました。

椅子に座ったままだったから大したことはなくて、

「いきなり死んだのかと思ったよ。」

オレを見た職場の人は笑いながらそう言った。

俺も笑ってそんなことは無いと言ったけど。

職場の人の冗談があまり冗談に聞こえなかったのは。

俺が死にたいと。今も思っていたからだろうか?














人と付き合えば付き合うほど、己の異常さを思い知る。

些細な言葉に触発され、思い出し、考え込む。

オレは昔から何かにすがっていないと生きられない。

今は人ではなく。昔の記憶にすがって生きている。

残っている記憶は。嫌な記憶ばかりなのに。














俺が昔しか見ようとしないのは。

新しい痛みが怖いからだろうか?

昔の痛みは知っているから。

だから昔の痛みの方がまだいいと。

そんな考えを。しているのだろうか?

だから。彼や。先輩。友達とも。

逢うことが。出来ないのだろうか。













ねぇ。





















死ねるほどの。痛みを頂戴。

此岸屋梁落月彼岸