New Testament

2006.00/00 ブログ 切望スル嫉妬。




専門学校の友人にメールを送った。

終わりにするメールを三通送った。

もう逢うこともないだろうし、

メル友も厭だった。

だから、明るく振る舞えるメールで。

最期にしようと、そう思った。





一人は、

「お前がそう言うなら。」

もっと長かったけど、そう書いてくれた。





もう一人は、

「また連絡していいから。」

何度かやりとりをして、そう書いてくれた。







二人とも学校でよく話していた友人だった。

学校が終わってもほとんど毎日、

深夜の二時や三時までメールをして、

眠かったけど、すごく楽しかった。







でも二年の中ごろから、

オレは君たちを独占できないと知って。

不機嫌になり、少しずつ疎遠になった。

今ごろ最期のメールをしても、

きっと、何も感じなかっただろう。









そして最期の一人には、

厭なメールを送ってしまった。

どこか期待したのかも知れない。

「君の家は温かそうで、正直オレは羨ましかったんだ。」

そんな嫉妬やイライラを、

なにも関係ない君にぶち当てた。

いま思えば最期なのになんて、

なんて最低なメールを送ったんだろう。

もっと言いたいことがあったのに。

楽しかったとか、ありがとうとか。

もっといえたはずなのに。

なんでそれを書けなかったんだろうと、

いまはそう思う。







「あんがいそう見える家のほうがつらいんだけどね。」

オレの八つ当たりを彼はちゃんと返信してくれた。

そしてオレは、その内容にまたイラついたけど、

きっと君は、もっとイラついてただろうね。









オレはただ望まれて生まれてきたかった。

親に堕ろせばよかったと言われ続け、

悪意しかぶつけられなかった。

君は、そんなことなかっただろ?

根本から、見てきたすべてが違ったんだ。








君達のことはとても好きだった。

でも独占欲、羨望からくる嫉妬で。

けっきょく友達になれなかった。

中身も外見もオレはガキなんだ。

笑えるほどに。












オレの存在なんて日に日に忘れてしまうのだから。

だから、もうメールなんて送って来なくていいんだよ。

今までじゅうぶん楽しかったからさ。











ほんとうに、いままでありがとう。



此岸屋梁落月彼岸