New Testament

2006.00/00 ブログ 道化師。




君は本当に。

だまされてくれたかな?








大きな家で、

正月の宴会が開かれている。

いろんな親戚が集まって、

豪勢な食事が、次々に届いてる。







オレは従兄弟の家に行った。

そこはとても静かで、

従兄弟も大きな家に行ったのかな。

そんなことを思ったけど。

チャイムを30回ぐらい連打したら、

従兄弟が出てきた。







そしていきなりドアが開いて、

いきなり蹴られて、

「お前はバカか」そう言われたから、

「紙一重だね」オレはそう笑って、

お土産の卵を見せた。

するとその卵は蹴られた衝撃で割れていて、

なんかグシャグシャになってたから、

うちの子を返してっ、と。

バカな冗談を言ってみる。









従兄弟の家に入り、

割れた卵でケーキを作った。

生地を焼いている間、

ヴァイオリンを教えてもらった。

ヴァイオリンを教えてくれる従兄弟は、

なんか変な気品で、なんか笑えて。

モンテクリスト伯だーって、バカにした。

すっげー笑って、従兄弟がムッとした所で、

ちょうどケーキの生地が焼けた。

だから従兄弟に謝りながら、

生地にクリームを塗って二人で食べた。







ケーキを食べてる時、

「変われたんだな」

従兄弟がそう言ったから、

オレは、「おう」って笑った。


でも変われたなんて、

そんなのはウソ。


オレはなにも変われていない。

未だ殺してもらいたいと思うし、

コンプレックスの固まりだし、

すっごい、暗いことも考える。

でも変われたように見えるのなら、

それでいい。








たとえウソでも、



それでいいんだ。



此岸屋梁落月彼岸